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* ヴィラージュ王国 *
中央大陸の北西寄りに存在していた、水と緑豊かな王国。 その領土には、人の手が殆どつかない広大な森林に、いくつもの水源を抱えている。 カーディレット帝国から侵攻の末、滅ぼされてしまった。 国民の間には精霊信仰と魔法が根付いており、魔力の恩恵を受けた人々が多く存在していた。 緑豊かな国土に加えて、その事が殊更カーディレット帝国から侵攻される所以となったと言われている。 環境的にはフロレアールに近いが、より標高が低く、雨が多い気候。 地衣類やシダ類も多く育ち、水量豊富な河が幾重にも流れ、滝や泉も多い。 霧も発生しやすく、どこか魔訶不可思議な雰囲気を醸し出しており、民間伝承のおとぎ話が多い。 手つかずの森には、エルフや妖精、幻獣、インセクター(昆虫族)、 フォリウム(植物の遺伝子を持つ人間)の一族らが住んでいた。 広大な森林の国境に彼らは護られていたが、国の崩壊と共に彼らはその姿を消した。 |
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* 商業自治国家・カッシュマペア *
中央大陸で、サラーブ王国とテワラン天帝国の間に存在していた、大きな商業国家。 西の国々と東の国々を繋ぐ大陸公路の真ん中に位置していた為、様々な人の往来があり、交易で栄えた。 しかしその豊かさ故にカーディレット帝国に狙われ、激烈な侵攻を受けた末に滅ぼされた。 他国との交易に力を入れていた一方、自衛のための軍隊があまり強くなかったとも、 様々な民族が入り交じった故に、互いの利害が絡み、国への統一感が薄かった為とも、 帝国に滅ぼされた理由としては様々な憶測が飛び交っている。 国の南部は乾燥した亜熱帯気候。雨はサラーブ程少なくない為、いくらかの作物は採れる。 その作物や綿や毛織物を原料にした織物などで、サラーブやテワランと交易をしていた。 北部には石灰質の大地が侵食されて出来た大きな谷がある。 その谷はテワランの山岳地域まで連なっており、険しい道のりで知られる。 |
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* 宗教国家・ダラームサール *
厳格な教えを護る僧侶たちによって治められていた国。 古くからの伝統や習慣にのっとって、経典の教えを護り、国民たちは生活していた。 歴史を重んじる、保守的な体質。故に、時代の流れに柔軟に乗り切れない面もあったようだ。 岩石質の荒野が広がり、やせた土地柄故に農耕に向かず、厳しい自然に耐えうるように 自らを律する文化が育まれたと言われている。 カッシュマペアに引き続き、ここもカーディレット帝国の侵攻により滅びた。 しかしその一因に、閉鎖的な国の体質や、長く鎮座し続ける国の重鎮を疎む者たちの存在もあったようだ。 |
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* バーミントン公国 *
中央大陸を流れる大河が育んだ、砂漠や荒野の多い南東部では比較的豊かな土地。 周期的に訪れる雨季に河辺で小麦を育て、乾季に残った牧草で放牧を営む。 国を治める大公の一族が周辺の民族を統治し、周辺諸国との貿易や和平関係を調停していた。 馬の育成が盛んで、この国で育てられた馬は旅や戦いに適していると、とても重用された。 都から離れた荒野では、騎馬民族や、人馬の一族も住んでいたという。 西から迫ってきたカーディレット帝国と融和の道を探っていたが、唐突に滅ぼされてしまう。 |
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