* 共同創作 『見えない明日の物語』 *


各国設定・歴史 / キャラクター / 読み物 / テーマ曲 midi 集

カーディレット帝国 / コリンドーネ共和国 / フロレアール王国 / 図書館都市 エムロード / セレスティア公国 / 地図から消えた国々

基本設定・文化・思想 / 労働者の歴史・多種族について / コリンドーネの技術


* コリンドーネ共和国 *

労働を何より尊しとする、労働者たちの国。
町工場がいくつもひしめきあい、朝から晩まで槌と鋸が響きあう。
国民の殆どが技術者であり、圧政を良しとしないリベラル気質。

山にはたくさんの鉱脈があり、特殊な魔力を帯びた希少な鉱物が産出される。
それをもとに作られた強靭な武具がこの国の軍隊を支えている。
機械類の開発が盛んであり、他では見られないような奇妙な発明品がある。
銃・大砲など、火器に秀でた部隊が軍隊にあるのも大きな特徴。

人間とコロポックルとドワーフが種族の垣根を超え、仲良く暮らしている。



【国土環境】

土と陽の精霊に守護された土地。
国土の殆どが岩石質の山岳地帯で、鉱物資源が豊富。
採石場の他、温泉も噴きだしている。
日照時間が多いおかげで、作物もよく育ち、温暖な気候である。


【政治体制】

王家が存在するが、象徴的な立場としての色合いが強い。
ちなみに王家は絶滅に瀕しているコロポックルの一族。

主に政治は共和国議会で議決を取り方針を決定する。
鉱石や工業品などを輸出する交易が盛んである為、
国民も、政治や国防に関しては関心が高い。
地理的にも国境線が多く他国と接する面積が多いため、
侵略に巻き込まれそうになることが多い。


【軍備】

騎兵隊と銃兵隊に分かれている。
火器の取り扱いに秀でたものは銃兵隊に配属されることが多い。
軍隊に配備されている者の多くは技術者で、
自分で武器をメンテナンスできるのも大きな強み。
特殊な鉱石のおかげで、魔法を反射する武具がある。
魔法はあまり使わない。




* コリンドーネ共和国の文化・思想 *

職人が多いためか、ざっくばらんで豪快な気質の人が多い。
町工場があちこちに連なった、下町のような雰囲気。
ご近所付き合いが多く、皆仲良しで顔見知り。
小さい頃から機械を目の前にして育った人が殆どなので、工具は遊び道具。
晴れている日が多く、雨が少ないので、レンガやトタン屋根の素朴なつくりの家が多い。
ものを作る事に誇りを持っている為、機械油の汚れは気にしない。
気取った、肩肘張ったような雰囲気が苦手。フルコースなんて論外。
つなぎに軍手、長靴に手袋とか機能的な作業着が多い。
おにぎりやポテトフライ、フランクフルトなど、作業の合間に手軽にさっと食べられるものが人気。
良質な温泉が各地にあり、皆でざばーんと浸かるスタイル。
お酒も好きな国民性で、仕事帰りにふらっと飲み屋によって、知らない顔ぶれで呑む事も。

日当たりは良いので、工業だけでなく、農業もそれなり。
ひまわり畑や菜の花畑が多く、菜種油を燃料に利用する事も。
すぐに捨てず、リサイクルしながら、ものを大事にする風潮がある。
ものを作る時も、無駄が無いよう、そして資源を枯渇しないよう、
自然を壊さないように皆配慮している。

労働が何より尊いものとされる。
独り立ちして稼ぐようになってから、ようやく1人前と認められる。
机上の空論が大嫌いで、まず実践してみて、試行錯誤を繰り返す。チャレンジ精神旺盛。
男女平等にモノづくりをしているので、立場の差は殆どない。
力の強い男子が力仕事を担い、女性は細やかな仕事が得意と、
それぞれの得意分野を活かして役割分担し、互いに協力する。




* 共和国議会のしくみ *

共和制であるコリンドーネは、国の方針を議会で決定している。

様々な種族・職種の者が住んでいるこの国では、色々な考え方があり
独裁制は最も嫌われるものである。
故に、色々な立場の者たちから、意見を公平に聞き、互いに案を出し合う。

議会に参加するのは、各地域の自治組織の代表者、各労働組合の代表者、
コリンドーネ軍の参謀たち、そしてシルヴァーナ王女とその側近である。
王女には決定権はないが、議会の進行を見守り、時には意見をする事もある。


・労働組合

コリンドーネは労働者の国故に、それぞれの職種において組合が存在する。
工房に務める技工士たちの組合、商品の流通を扱う商売人たちの組合、
農夫たちの組合、発掘を行う鉱夫たちの組合など。
それぞれの労働組合から代表者を選出し、議会に派遣する。

ちなみに組織の名前は、それぞれが自由につけている。


・地域ごとの自治体

各地域において、住民たちはそれぞれの自治組織に所属。
掃除当番、困窮者がいないか見廻りをして助け合ったり、ある程度の自衛を行う。
時折勃発する住民たちのケンカも彼らが仲裁することも。


・コリンドーネ軍

共和国の自衛を担う軍隊で、主に国の防衛を担当する。
国内で起きた様々な災害に救助活動に当たることもある。
基本的に軍の行動は軍に任せられるが、時折共和国議会に参加して
活動を住民たちに説明したり、緊急事態には避難の協力など、必要な情報を伝えたりする。



* コリンドーネ軍の体制 *


部隊を統括する為に、部隊に隊長・補佐など役割はあるが、
階級は、他の国の軍程さほど細かく分かれてはいない。

これは身分制度につながると恐れられた軍の配慮によるものである。
その代わり、功績によってある勲章が与えられる。


・一ツ星(シングルスター)…とある技能において、熟練した者に贈られる。

・二ツ星(ダブルスター)…熟練した技能において、大きな功績を収めた者に贈られる。

・三ツ星(トリプルスター)…優れた技能と功績で、後に続く者を育てたり、国に大きく貢献した者に贈られる。



また、コリンドーネ軍は、騎兵隊と銃兵隊に分かれているが
作戦時には各部隊から数名ずつ組み合わせ、「ユニット」と呼ばれるチームをいくつか組むこともある。

足りない防御力は騎兵隊で補い、騎兵隊では届かないような遠距離攻撃を銃兵隊で補佐するためである。