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* カーディレット帝国 *
皇帝を中心に栄える、帝政の国。 強い軍事力を持ち、その武力を背景に国土を広げている。 皇帝一族や、それに代々仕える家系が強い権力を持つ貴族社会である一方、 強さこそが力である実力主義の世界でもある。 ここ数年は、度重なる遠征で疲弊した軍事力を補おうと 精霊魔法に目をつけ、各地から精霊使いを拉致して兵士として使用。 また、精霊使いを人工的に生み出す実験を極秘裏に行っている。 野心的な国と手を結び、次々に侵略戦争を起こしている。 家を継ぐのが男性であるためか、徹底した男社会である。 女性は陰ながら夫や家を支えるもの、という考え方が強く、 軍や政治の場面では殆ど女性の姿を見かけない。 故に、徴兵制で軍部に集められた男子は、女子に対して並々ならぬ 幻想を抱いている場合も少なくないとか。 【国土環境】 火と雷の精霊に守護された土地。 荒涼とした大地で、空には常に暗雲が立ち込め雷が轟いている。 晴れる日が非常に少ない。 鉄の国と揶揄されるように、鉄資源が豊富に取れる。 それらは、武具に加工されたり、機械の材料となることが多い。 【政治体制】 皇帝がトップとして君臨する。 議会も存在しているが、貴族階級が優勢を占める。 軍部出身の議員も多く、発言力も強い。 【軍備】 上下関係の厳しい軍隊。 特に有名なのが、強力な精霊魔法を使用する兵士。 近年では人工的に精霊を付加した人工精霊使いが存在する。 主に貴族階級の出身軍人が士官となり、その他は一般兵として在籍。 稀に能力の高いものも下士官まで上り詰めることがある。 軍隊内の戒律も厳しく、諜報部隊が軍隊内を常に監視している。 徴兵制があり、14〜15歳になった子供は軍隊に入る義務を持つ。 ちなみに男子は強制だが、女子は希望者のみ。 入隊試験で優秀な成績を収めた者や、由緒ある家の子供は 国立の士官学校に入学する資格を与えられる。 4年間の課程を経て、エリート官僚コースへ進む者が多い。 |
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* カーディレット帝国の文化・思想 *
緯度の高い国故か、割と寒冷。だが湿度は低く、雪はそんなに降らない。 街並みは整然としていて、古風で重厚、クラシカルな雰囲気。 インテリアはアンティークが好まれる傾向。 町中にある緑は少ない。自然というよりは、よく管理されている傾向。 ひとたび郊外に出れば、砂塵吹き荒れ、雷が轟く荒野。険しい山岳からは鉄がとれる。 国民は新聞が大好きで、よく情報をやりとりしている。密告を恐れているのもあるんだとか。 文化レベルは高い。格式を大事にする文化がある。 特に貴族階級は、音楽、ダンス、絵画、乗馬、猟、チェスなど インテリジェンスな趣味を嗜むのがステータス。 公式的な会合には舞踏会も頻繁にある。 女性をある程度エスコート出来ないとかっこ悪い目にあうので、男性諸君は必死にダンスを覚える。 庶民階級の大衆文化も栄えており、劇場やコンサートもある。 昼下がり、新聞を読みながら行きつけのカフェで、お気に入りの銘柄のコーヒーを飲むのが通。 徹底的な男子・貴族優位社会。一部の身分の高い者がエリートとなり、国を動かすシステム。 家督を継ぐのも男子で、出世してバリバリ働くために小さい頃から勉学に励む。 ここ最近は、実力ある者も出世の道が開かれたためか、上昇志向が強い。 女性は良妻賢母として家を支えるべきもの、という風潮があり 小さい頃から家事や作法など厳しいしつけを受ける。 また、貴族同士の政略結婚などはザラにある話。 |
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* 帝国の歴史と精霊使い *
皇帝の血筋が、精霊使いの血を引いていたと考えられる。 その血筋は、代々火の力を受け継いでいた。 火の力を用いて荒地を焼き払い開墾し、他民族に侵攻して征服し、国土を広げていった。 中心的な役割を果たした火の力を司る一族を皇帝に推挙し、その元で発展していく。 しかし、火の力が強すぎ、自然との調和を崩してしまう。 結果、大地からは緑が枯れ、空には害をなす煙が立ちこめ陽の光や風を遮る。 自然と調和するのではなく、自然を制圧するような考えが人々の間に広まる。 結果、精霊は人々の心から忘れ去られてしまう。 皇帝一家からも、火の力を持つ者は徐々に少なくなっていく。 精霊使いは異端として扱われ、迫害を受ける現在の状況が出来上がる。 |
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