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* フロレアール王国 *
大陸の西の山間部に存在する、平和で穏やかな、自然豊かな常春の国。 あちこち花が咲き乱れ、争いとは無縁の国だった。 この国では、花と光と陽の精霊は神聖なものとされ、崇められている。 それを主導するのがプランタン教会。国民の殆どが教会の信者である。 司祭や修道士は、魔法を用いて国全体に花を咲かせていき、 教会は国を豊かにする存在として国民の尊敬を勝ち得てきた。 植物を育む魔法を使える者は尊敬されるが、逆に植物を枯らせる要素を持つ者 <氷『冬をもたらす者』・闇『光を奪う者』・火『焼き尽くす者』の要素を持つ者> これらの存在は教会から異端者の烙印を押され、迫害されていた。 【国土環境】 光と木の精霊が守護する国。 北方に位置する割に温暖な気候で、国中には常に花が咲いている。 以前は寒冷な時期も存在していたが、今は1年を通して植物が枯れることは無い。 周囲は険しい山岳の荒野地帯に囲まれている。 かつては山から冷たい季節風が吹き、国境の山々は氷河で覆われていた為 国内から他国に行く事も、他国から人が来る事も長らく困難であった。 【政治体制】 代々王の一族が行っているが 近年、国民の信仰を集めた教会の発言力が年々強まってきている。 民衆は政治にあまり関心が無く、牧歌的で穏やかな気質。 悪く言えば流されやすい。 地理的な条件から、ほぼ他国から侵略されたことが無かった。 外国との貿易も殆ど行われておらず、自国内だけで流通がまかなわれている。 そのため、国民の対外意識は低い。 フロレアールには、現在厳しい出入国制限がある。 その出自、思想、目的において、入国時詳しくチェックされる。 観光でやってくる人もちらほらいるものの、国の中で訪れられる場所は限られており 国内を訪れる来訪者に対しては、常に監視の目が光っている。 平和である反面、古い伝統や慣習が残っており、新しい考えを拒絶する保守的な傾向がある。 【軍備】 王を護る聖花騎士隊が存在する。王家を護る事が第一の使命。 騎士道が発達し、剣技に特化している。 アマリリス<花言葉:誇り>をシンボルとし、国王への忠誠が何より尊しとされた。 最近は、年々権力を掌握していく教会との折り合いが悪いとか。 現在は活動・規模を縮小され、王宮の警護ほどしか担っていない。 教会は独自に魔法に特化した修道士による部隊を編成。 国内の警備・国境警備などの役割を、彼らが聖花騎士隊の代わりに担っている。 |
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* フロレアール王国の文化・思想 *
花が一面に咲き、作物がよく採れる豊かな土地。 花と小麦の栽培と、酪農が盛ん。放牧も良く見られる光景。 名産品はもちろん花や野菜、果物を使ったものや、生クリームやチーズといった乳製品。 パンやお菓子、パスタなどの小麦製品も多い。ポプリやお茶、ハーブ製品も多種に及ぶ。 石造りの家が多く、程よく小さなかわいらしいデザインのものが多い。 農業には水も欠かせないため、絶えず地下水をくみ上げる為に、風車が所々みられる。 服装も、エプロンスカートなど農業に適した素朴な格好。 険しい山岳地帯に囲まれているため、他国とのやりとりが少ない。 牧歌的、国民も穏やかで素朴な人が多く、流されやすい気質で、保守的。 男女の差異はあまりない。 しかし、異端属性の差別は激しく、特に火の扱いは危険なものとされ 調理などは下賤な仕事で、異端者など差別された人たちが、安賃金で強要されている。 異端排除運動後は、教会が一手にそれらの仕事を担っており、主食であるパンは教会が配給している。 家庭で調理せずとも簡単に食が充実するような生活を、人々は送っている。 直接火を取り扱う事の無いように、国内には光の力を使った技術が導入され、 お湯を温めたり暖を取る事に利用されている。 火事の危険性が減る事から、国内でほぼその技術が使われている。 |
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