* 2016年初夏 四国ぐるり1周旅! *

四国をぐるり一回りした時の 旅行日記です。


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4.四国ぐるり1周旅 4日目 〜道後温泉 界隈・しまなみ海道サイクリング〜



旅の最終日は、お宿の露天風呂から。


昨日は道後温泉のお風呂で十分満足しちゃったから
お宿のお風呂まで行く気力がなかったのでした。




平日の早朝だけあって、誰も居ない!ひとりじめーv
松山の街の景色を堪能します。丁度本日は快晴で、さわやかな朝でした!




遠くにうっすら、松山城が見えます。




温泉の中って、何故か卓球する場所ありますよねえ。
あれって何でだろう(笑)




昨日は夜に着いたため、街を堪能する時間があまりなくて。
朝食を終えた後に、道後温泉の街並みを散策しました。

温泉街の中に、こうして足湯を開放している場所がいくつかあるのです。
お宿から、足湯巡りのためのセット(竹籠と手ぬぐい)を手渡してくれました。
お洒落で落ち着ける雰囲気です♪




道後温泉本館。夜見るのと、また雰囲気が違います。
かの有名な“千と千尋の神隠し”に出てくるお湯屋さんも、ここをモデルにしたらしいですね。




建物ひとつひとつが、細部までモダンでおしゃれな、凝ったつくりをしています!




屋根に、こんな竜の置物があったりね。




ランタンも、つくりがとても凝っているなぁ…!!




さびれかけた道後温泉を盛り立てる為に、後世に残る建物づくりを目指したとの事。
やはり、美しい建物や景観は遺産になるものです。




道後温泉のある松山は、小説・坊ちゃんの舞台でもあります。
こんな写真をとるための看板がありました(笑)
この2人の他にも、校長(たぬき)やら色んな登場人物の看板もありました(笑)




手水場もあります。確か湯の神様だったか、奉っていたような…(ど忘れ)

この時、他のところから来た観光者にも遭遇。
私たちと同じく、ちょうど四国を一周していたとの事。おぉ、お仲間♪




あちらこちらに、モダンな雰囲気が。
観光に使われるバスも、レトロで可愛いv






街の名所のひとつ、坊ちゃんカラクリ時計です!
時間になると、音楽と共に登場人物がこうして出てくるカラクリ仕掛け。
今の時間はマドンナが登場。丁度ナイスタイミングでした♪






こちらは、伊予鉄道が走る道後温泉の最寄り駅、道後温泉駅です。
駅舎も、レトロで可愛い〜!
ちょうどここでしか買えない坊ちゃん列車のミニカーが売店にあるのですが、
残念、開店時間前でした(笑)<朝8時




そしてこちらが、坊ちゃん列車。
わぁい、蒸気機関車だ!!(大はしゃぎ)
今は全部電気で走るタイプの列車ですが、かつてはディーゼル式の
蒸気機関車のこちらが、現役で走っていたとのこと。

どうして、こう昔のものはレトロで可愛いと思ってしまうんだろう(←私の趣向です)




これは、俳句ポストです。
愛媛県は、松岡子規など、地域の偉人の影響もあり
日本一俳句をたしなむ県として有名なのだとか。風流だなぁ。

こういった俳句を投稿するポストが、あちこちにありました(笑)
しかしこの文才のない頭では即興で一句なぞ思いつかぬわ…!(倒)




名所があちこちある一方、現代的な街並みも。
そんな中、柳が風に揺れる、穏やかな時間が流れていました。




道後温泉の案内板も、タイルづくりでとてもかわいいです!



本当は、商店街とかもっとあちこち回りたかったのですが、
飛行機の時間までに、しまなみ海道を自転車でサイクリングする、という目的の為
朝早くに一旦松山市を後にし、今治市へ向かいます。







棚田があり、牧歌的な風景があちこちに。
道後温泉のある松山市はひらけているのですが、そこにつくまでは森と山に囲まれています。



目的地に向かう途中、こんなものを発見。
こんぴらさんで見かけた、でっかい金ぴかのスクリューだ!!





見えてきました見えてきました!しまなみ海道をつなぐ吊り橋の大きな橋脚が!!





向かった目的地は、サイクリングターミナル・サンライズ糸山です!
しまなみ海道は、サイクリングを嗜む人たちの聖地なんだとか。

こちらに一旦車を置き、しまなみ海道を自転車(ロードバイク)で
サイクリングを楽しむことが出来るのです!
自転車やヘルメットなどなど、必要なものはこちらのサイクリングターミナルで
全て借りる事が出来ます。




実は、ロードバイクって乗るのは初めてなんだけど、大丈夫かなぁ…
と思っていたら、係員の方が優しくレクチャーしてくれるので、全然初心者でも安心です。

ブレーキは一度に前輪・後輪同時に、ゆっくりかけること。
片方だけだと(特に前輪だけ止めると)前につんのめってふっ飛ばされて大けがします。




ここからの眺めも、なかなかのものです♪




レクチャーを受けて、いざ出発!!








このように、自転車専用道路は、自動車専用道路とは別に整備されていて
行き・帰り共に左側通行で分けられています。
もちろん、自転車だけでなく、歩行でお散歩も出来ます。
なので、サイクリングの際は周りを見て気を付けてね。

何人もの方が、良い天気の中、サイクリングを楽しまれていらっしゃいました。
すれ違う度に「こんにちは〜♪いってらっしゃい♪」と朗らかな挨拶をかけあうのが
とても心地よかったです!















エメラルドをした新緑が萌える島々と、綺麗なセルリアンブルーの海のコントラストがとても綺麗!!
波も穏やかで海も澄んでいて、瀬戸内海は本当に、まるで箱庭のように美しかったです。
橋の上から覗いた海も、波打ち際がよく見える程に透明度が高かったです。




こんな注意書きが。
船がたくさん行き交う海だから、投げ捨ては危険。ポイ捨てはやめましょう。




帰りの飛行機に間に合わせる為に、時間が限られていたので
今治と一つ目の島、大島を結ぶ来島海峡大橋だけをサイクリングしました。

その島の途中に、馬島という無人の島がありまして。
エレベーターで下まで降りられるそうです。
無人島探索…!いいなぁ。
時間がなかったので、今回は降りませんでした。また次回!







ちょうど、橋の真ん中地点に来ました。

馬島を挟んで、四国側…来島海峡第二大橋(1515m)、
本州側が来島海峡第一大橋(960m)と、
しまなみ海道をつなぐ橋の中では最も長い橋です。

あちこち写真撮影しながら進んだので時間はかかりましたが、
サイクリングターミナルと来島を結ぶ道を往復するのには
やはり1〜2時間ぐらいかかります。







橋脚の下をのぞくと、鳴門大橋みたく、ちっちゃな渦潮が出来ていました!
おぉ〜。渦潮だぁ。




瀬戸内海を渡るボートが、あちらこちらに見えます。
大きい船の他に、小さいボートもたくさん走っていました。




なんだかんだで、対岸の大島が見えてきました。




道がぐるぐる〜!

サイクリング専用通路があるって、考えてみれば凄いよなぁ。
自動車専用道路と並走するわけでもなく、これの為だけに作ったんだから。
サイクリングを楽しむ人たちの聖地となるわけだ。






大島上陸!! こちらからの橋の眺めも絶景です♪





そしてこの白い砂浜!! なんだここは天国か?!(動揺)
どこぞの下手なリゾート地より人も居なくて穏やかで、よっぽど綺麗です。
こんな綺麗な海のある所で暮らしたい…!!(拳)

いやほんと、瀬戸内海に引っ越したくなりました。うん。
毎日澄んだ海で、泳げるんだぜ…!!





大島は、今治市のうちに入ります。今治バリィさんがこんなところに!
かわいいいvvv えーもんつくるけんね!!





さ、帰り道帰り道。
さっきのぐるぐるの所から見上げる形で、来島海峡第一大橋を撮影。

私、実は橋を見上げる構図って好きなんです。なんだかどーんと迫力ある感じで。




行きとは違う方向から、またボートが瀬戸内海を横切ります。




吊り橋の一部分。こうして眺めると、大きいなあ…!!




元来た今治の港が再び見えてきます。




こちらは橋を支える土台(?)
何本ものぶっといワイヤーが、土台にしっかりくっつけてあります。
このでっかい橋を支えるのは、かなりの力がかかるんだろうなぁ……




橋のふもとには、船に荷積みをするクレーンがいっぱい。






サイクリングロードをぐるぐるっと降りて、帰ってきました。
むふー、満喫、満喫!




サイクリングターミナルから橋と瀬戸内海を望んで。
パノラマ機能は撮るのが難しい……が、楽しい!






サイクリングを満喫した後は、しまなみ海道の真ん中にある
瀬戸田PAを目指して進みます。

ここのレモンが有名で、レモンケーキが食べたかったのです。
(何その理由)
おみやげ売り場には、レモンに関する商品がずらり。
ほろ苦くも、程よい甘さのレモンケーキが美味しかったです。

広島はレモンが有名だもんなぁ。
それからは、スーパーでは外国産でなく、
農薬無使用の広島産瀬戸田レモンを買うようにしていますv




ともあれ、今回は十分瀬戸内海を堪能しました!またね!







帰りの飛行機は、松山空港から出立なので
再び松山市へ。

ここの名物、坊ちゃん団子のでっかい看板が(笑)




交通案内版に気になる文字。アイテムえひめって何ぞ(笑)
英訳を見ると、愛媛ワールドトレードセンターとな。
随分インパクトのある名前ですな。




到着、松山空港!




そしてここにもある俳句ポスト(笑)







丁度お昼ごはんがまだだったので、搭乗までの時間に
空港内にある、宇和島鯛めしのお店に行きました。

宇和島鯛めしとは、普通の鯛めしのような炊き込み混ぜご飯でなく
出し醤油と卵を合わせただしを、ごはんにかけて、生の鯛のおさしみと
一緒に召し上がる、愛媛県宇和島特産の食べ方です。

これまた、四国に行ったら食べたかったグルメのひとつだったんだ。


また、鯛のおさしみが新鮮でぷりぷりで美味しいのなんの。
卵かけごはん with 鯛のおさしみ ってな感じで、
さらさらいけて、とても美味しかったですv




ご飯を食べて腹ごしらえをした後は、時間まで空港内をぷらり。
愛媛のお土産がいっぱいでしたv

そういえば、河内晩柑という、ここ特産の柑橘を使ったジュースも売ってました。
おみやげに四国特産の柑橘類(生)をゲットしたかったけど、
美味しい柑橘類はやはり市場にいかないとなかなか無いよねぇ。


あちこち立ち寄った時に、あらかたお土産は目星をつけてゲットしたのですが、
ちょうど空港にある売店で、愛媛の方言の本を見つけまして!!
ゲットしましたvv
〜ぞな、〜もし だとか、やわらかい言葉で可愛いのですv

あぁ、高知に行った時にも土佐弁の本買っておけばよかったっ




夕方、再び大阪の伊丹空港経由で、地元へ戻ります。またね!









まだ明るかったので、景色を楽しむことが出来ました。
割と四国1周に近かったので、見下ろしながら、ここ通ったかなーなんて
思いを馳せてみたり。

山々を抜けて、瀬戸内海を越えると、大阪の街並みが見えてきます。
四国から戻って改めて見ると、やはり住宅地や建物の多さが凄いです。






大阪に着くと、すっかり夕暮れ時になっていました。
四国から戻った時の、大阪の人の多さにびっくりします。




そして、1時間程待機してから、新潟行きの飛行機へ。




この時間帯に飛行機に乗ると、夕暮れ時の水平線が
まるでプリズムみたいに鮮明な赤と青のグラデーションを見せてくれて
これ、けっこう好きなんだよなぁ。




飛んでいるうちにあっという間に真っ暗に。
空から見下ろす街並みの明かりが、まるで朝露に濡れた蜘蛛の巣みたいに
きらきらと瞬いて、とても綺麗でした。

デジカメに収めにくいんだけど、手で窓ガラスの反射を防ぎながら撮れたよ!





新潟に到着〜!
や、念願の夢だった四国旅行に行けて、しかも短い時間の中で
めぼしいところはあらかた回る事が出来て満足です!

その中でも、特に楽しかったのは、瀬戸内島めぐりとしまなみ海道!
あちこちアートスポットもたくさんあるのですが、今回回り切れなかったので
また行ってみたいねーと話しておりました。





そうそう、今回、先輩は瀬戸内のレモンをいたくお気に入りになり、
職場用に瀬戸内レモン味のポテトチップスやらたくさん買ったのです。

3泊4日の道具やら、既にゲットしたおみやげやらで
スーツケースがぱんぱんになってしまい。セカンドバックもいっぱいになったご様子。
しかしポテチをぎゅうぎゅうに詰める訳にはいかず。
仕方なく、スーパーのビニール袋みたいなのに詰めて、手荷物として預けたのですが。

ってか、封がしてあれさえすれば、ビニール袋でもOKなのね手荷物って。





うっすらポテチと書かれたパンパンのビニール袋が
衆人環視の中、スーツケースなどと一緒にひょろりと出てきた時には、
2人して大笑いしました。

「誰だよ、こんなにポテチ山のように食うの!! ってこれ思われてるよね絶対(笑)」



他にも、同じく四国旅行から戻ってきたと思われる方のお荷物には独特なものが。
こんぴらさんに向かう時、長い石段を登るときに使う、棒。
(もしくは、お遍路に使うのかな?)
あれが結構手荷物として出てきてました(笑)

や、最後までネタとして面白かったです(笑)




長々つらつら旅日記でしたが、ここまで御付き合い頂き、ありがとうございました!


〜四国ぐるり1周旅・完〜





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