* 郷土料理・のっぺ を作ろう! *

新潟のおふくろの味、正月の代名詞である『のっぺ』の作り方です。


郷土料理・のっぺの作り方

母方のおばあちゃん直伝の、我が家の『のっぺ』の作り方です!

『のっぺ』とは、『おおびら』ともいい、新潟の郷土料理のひとつです。
根菜類の、薄味の煮物のようなものかな。
お正月によく作られ、味や具材も家庭によってさまざま。

自分用のメモにとっとこうかなと(笑)



<材料>

干ししいたけ:10枚
貝柱:7〜8個

にんじん:1本
里芋:10個
れんこん:1区切り分
たけのこ:中くらいの1個
こんにゃく:短冊切りのもの1袋
かまぼこ or なると:1本

ゆり根:2個
ぎんなん:お好みで
さやいんげん:お好みで
いくら:小皿1杯分
ゆず:1個

<調味料>

酒:おたま一杯
塩:ひとつまみ
砂糖:大さじ2杯
みりん:おたま一杯
薄口しょうゆor白だし:おたま一杯


圧力鍋一杯分はこれでできます(笑)



<作り方>


@下ごしらえ

・干ししいたけ、貝柱はそれぞれボウルに水を張り(300〜500cc程度)
 一晩漬けて戻しておく。
・こんにゃくは下茹でして、くさみを消しておく
・ゆり根はひとつひとつ丁寧にむいて、塩を入れたお湯で
 透明になるまで煮込む




ゆり根は名前の通り、ユリの根っこ。
こんなおがくずに入れられて、丁寧に保管されてます。




まさに球根(笑)




剥くとらっきょうみたいに1枚1枚剥がれます。






煮込むと、こんな感じに透明になります。
ちと茹ですぎてくたくたになってしまった…(倒)





A具材を切る

・にんじん、かまぼこ…3cm程度の拍子木切り
・しいたけ…細切り
・里芋…5cm程度の拍子木切り
・れんこん…4分割にして、厚さ2.5cm程度に薄切り
・たけのこ…てきとう←



B具材を煮る




戻ししいたけ、ほぐした貝柱を、漬け込んでいた水と一緒に
にんじん、たけのこ、れんこん、こんにゃくで、中火で煮込む。




あくをとり、ある程度火が通ったら、里芋とかまぼこを入れる。
煮崩れないように煮て、調味料を入れて味を調える。




火を通したゆり根、ぎんなんを投入し、ゆずの皮を剥いて千切りにして投入。
で、冷蔵庫で冷やしておく。




味が染みたら、ゆでたさやえんどうを飾りに散らして。




最後に、いくらをお好みの量入れて
(とと豆と言います。少し火を入れて白っぽくするのが我が家流。)
完成はこんな感じでございます!